プリスクールは「親も英語漬け」になる覚悟で
最近日本では、全て英語で会話をする保育園、“プリスクール”が流行っていますね。
プリスクールは、主に乳幼児期の子供たちに英語教育を提供する施設で、日本では保育園や幼稚園の代わりに通うのが一般的です。
一般の園のような環境というところは似ていますが、会話は基本的に英語のみ。プリスクールでは、英語を使った歌や遊び、本を読むことなどを通じて、子供たちの英語の能力を育むことを目的としています
このような環境下で過ごし、日常生活の中で英語にたくさん触れることで、子供たちの英語の聞く力や話す力が発達するように工夫されています。
プリスクールに通わせるメリットって?
●英語の習得を促す
英語を幼いうちから学ぶと、子供は英語を自然と吸収しやすくなります。英語の環境に自分がいることが当たり前となります。
●国際的な視野を育む
英語の習得は、将来的に国際的な視野を持つための基盤を築く手助けとなります。世界には様々な文化があり、民族がいることを幼いうちから学べることがは、とても意味のあることです。
●集中力や柔軟性の向上
日本語と英語を学ぶことで、子供たちの集中力や柔軟性が高まるとされています。乳幼児期に英語の環境で育つと、二つの言語を同時に覚えることできるとされています。
●グローバルなコミュニケーション能力の向上
英語圏の人たちは、自分の主張が強い傾向があると言われています。
将来的にいろいろな人と物おじせずにコミュニケーションできる能力を向上させてくれるでしょう。
通わせればOKではない。大きなストレスになることも
●日本語のへの影響
英語の学習が主体のため、日本語の発達が疎かになる可能性があります。
あくまでも母国語は日本語。母国語の習得がおろそかだと、英語の習得にも影響が出るので要注意です。
●ストレスや負担がかかることも
英語環境に慣れていない子供にとって、新しい言語や文化に適応すること自体がストレスや負担となる可能性があります。
特に親が英語に無頓着な場合は要注意。「親も一緒に英語漬けになる」覚悟がないと、いくら子供をプリスクールに通わせても意味がありません。
●教育内容が偏る可能性
英語中心の学習になるため、他の教育内容が軽視されることがあるかもしれません。
例えば日本で四季折々に行われる年中行事やイベントも、英語圏のことに合わせてしまいがちです。
まとめると・・・
プリスクールと一般的な保育園の選択は、家庭や子供の状況によって異なります。もしプリスクールを選択するのなら、「親も英語漬けの生活」にしないと、子供がストレスを感じてしまうでしょう。
子供の性格や学習ペース、家庭環境などを考慮して、どちらが最適か検討することが大切です。
絶対に「あれだけお金をかけたのに全く効果が見えない」と焦らないことです。